卒業式

 今日は卒業式でしたね。改めておめでとう!実に何年振りに卒業式に顔を出したか。。。(笑)

 

今年は男女共に袴が多い印象でした。自分の時とは時代が違うなと。(笑)

 

6年生には本来は卒団式で伝えようと思っていたことでしたが、仕事で行けないので今日しか伝えれる日はなかった訳で。

 

全くサッカーのことではなく、この6年生から自分も学んだこと、そしてこの6年生の強みである「誰かの為に頑張ることが出来る」ことです。

 

誰かが苦しんでいるとき、困っているとき、そんな場面に意外と遭遇することがあると思います。そんな時皆さんは何が出来ますか?

 

先日仕事でこんな事がありました。

 

元々予約を入れていた患者さんから店に電話が来て、それをたまたま私が受けました。

 

患「〇〇時に予約してる〇〇ですが、、、」

私「お世話になっております。どうしましたか?」

患「すいません。体調不良がまだ治ってないので今日の予約キャンセルさせて下さい。」

私「そうですか。かしこまりました。」

私「いつから体調崩されてるんですか?」

患「今週の頭からなんですが、だいぶ良くはなったんですが、まだ少し。」

私「そうだったんですか。お大事になさって下さい。」

 

なにげないいつも通りの電話での対応だったのですが、後日その患者さんが来て施術が終わった後に声をかけられました。

 

患「こないだ電話出られたのは先生ですか?」

私「・・・はい。そうです。」

患「私の体調について聞いて下さりありがとうございました。私も改めてそういう気づかいは大事だなと思いました。」

 

私は別にその方の体調を治したわけでもなんでもありません。ただ、その方にほんの少し状態を聞いただけですが、それでも人の心には伝わるのです。

 

何が言いたいかというと、6年生の皆は全てにおいて完璧に助けたり、救ったりしたわけではないです。でもその人の悩み、辛い事などをほんの少し背負ってあげることの出来る、更には人に喜びを分けてあげることのできる人間であると思っています。

 

これはサッカーを通じて培ったのかどうかはわかりません。でも非常に大事なことなので、どうかこれからも「ほんの少し」を背負う、共有できる人間であり続けてほしいと思います。

 

改めて皆さんに出会えたことに感謝いたします。

 

卒業おめでとう!