丹田とは

 前回の最後に書いた「丹田」ついて書いていきます。

まず丹田とは、心身の中心として下腹部に形成されるものです。実際の場所はへそから5センチ下の部分になります。(厳密にはそこから更に体の中に5センチ入った場所になる)

そして丹田を鍛えることで①「ストレス耐性がUP」・②「自律神経のバランスが整う」・③「代謝や免疫力向上による健康増進」・④「集中力UPによる生産性の向上」・⑤「インスピレーションが冴え、決断力がUP」・⑥「脳の活性化に役立つ」・⑦「慢性的な下痢も改善」・⑧「女性はホルモンの分泌が盛んになり、肌がみずみずしくなり若返る」


どうですか?これだけ多くに効果を発揮する丹田。これ全てについて触れるのは長文になりすぎるので、①.③.④についてと、鍛える方法についてをここから展開していきます。


 まずすごく簡単な言葉で言いますと丹田を鍛えるのは呼吸法を変えるだけでできます。ゆっくり大きくすってゆっくり大きくはく。(実際の方法は後ほど)

落ち着きのない人・緊張してる人・不安を抱えてる人に共通してるのは「呼吸が浅い」ということ。そういった人に対してよく「深呼吸して!深呼吸!」と言うことが多いですよね?深い呼吸と書いて深呼吸・・・そういうことです。大物と言われる人の呼吸は常に深いのです。ラジオ体操でも最後に深呼吸しますよね。その方法は両手を前に出しながら上にあげ、そこから両手を横に開きますね。両手を上にあげた時点で背筋が伸びる、そこから横に開くことで胸が開く。この状態を両手を下に下がった状態も出来てると、姿勢がきれいになり見た目も堂々とします。それが当たり前になれば顔つきも全く変わってきます。猫背の人は間違いなく丹田が使えてないでしょう。最近では猫背を矯正するベルトが多く売っていて値段も千円以内のものもあり女性用の一番小さいのであれば小学生でも使えるでしょう。


では丹田の鍛える方法を一つ紹介します。

①足を肩幅より少し広めに開いて立ち手を前で組み合わせる

②息を吸いながら腕を上にあげ胸をそらす

③息を吐きながら腕を素早く振りおろし、かかとを上げてしゃがみ3秒止まる。下げた腕は水平を保ち背中はまっすぐに保つ。

④息を吸いながら手を上にあげながら、かかとを下す。上げた手を2秒見る。

⑤この②~④を1セット10回連続で行う。


あとは相撲の四股踏みも丹田、下半身の筋肉を鍛え、さらに股関節も柔らかくする効果があるようです。四股踏みは一度相撲取りの本物の四股踏みをみるといいでしょう。本物の四股踏みは意外と難しいです。出来るときれいに見えます。


 以上で終わりますが、効果を得たければやり続けることです。見てると選手のほとんどが通常時で呼吸が浅いです。まずは自分で意識して確認してみましょう。丹田は何歳になっても鍛えれるうえ、鍛えて損のない場所です。是非家族でやってみるのもいいと思います。


次回のテーマは・・・「足が速くなるには」にします。運動会もあるので運動会直前よりも前には書きます。たぶん(笑)

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コメント: 2
  • #1

    近所の住人の母 (月曜日, 11 5月 2015 21:35)

    さっそく丹田を鍛える方法を試してみました。
    ・・・かかとを下ろす段階で、しりもちをつきます。
    母は1セットこなすのがやっとです(笑)・・・

  • #2

    ヒシナマズ (日曜日, 22 9月 2019 15:02)

    こんにちは
    丹田から力を出すことができますか?もし知っていましたら教えて下さい。※腹から手に伝わるような力です。